技能者の「技能」「経験」を「認め」「育てる」仕組み
建設キャリアアップシステム（CCUS）とは、技能者の現場における就業履歴や保有資格等をICカードを通じて、業界統一のルールでシステムに蓄積し、技能者の処遇の改善や現場の効率化などを図ることを目指したシステムです。
CCUSは技能者1人ひとりの経験や知識・技能、マネジメント能力を「能力評価制度（レベル判定システム）」で判定します。能力評価制度は、建設技能者のレベルを経験・知識・技能・マネジメント能力での評価を基本に4段階で評価したものです。各レベルの目安はレベル1：初級技能者、レベル2：中堅技能者、レベル3：職長として現場に従事できる技能者、レベル4：高度なマネジメント能力を有する技能者（登録基幹技能者など）となります。
システムに蓄積される
● 保有資格 ● 就業履歴
などを活用して評価
評価基準に合わせて色分けされたカードを交付カードのカラーは白、青、シルバー、ゴールド。
運用開始から当面は登録期間技能者のみ色分け
福建労は認定登録機関です
福建労ではCCUSの登録だけでなく、組合員のレベル判定へ共済から4000円の補助やレベルアップに必要な就業履歴の蓄積も行っています。
また、CCUSの「大工技能」レベル2以上の取得に必要な「丸のこ」取り扱い従事者安全教育など各種資格取得の講習会を実施しています！